プーリアの美しい街

モノポリで過ごす一週間

ローマの北80km、ラツィオ州に位置するボルセーナ湖は、イタリアで4番目に大きく、ヨーロッパ最大のクレーター湖である。夏にはローマをはじめヨーロッパ各国からバカンスを楽しむ観光客で賑わう。しかし、秋から冬にかけては、湖畔の風景は静かで穏やかな状態に戻る。長い歴史を持つ湖畔の美しい町、チヴィタ・バーニョ・レッジョを訪れた帰りに立ち寄る人も多い。オルヴィエートからボルセーナ湖までは美しい田舎道を走ること約23キロ、わずか20分ほどで到着する。

昨日、近くに用事があったので、湖岸をのんびりと散歩した。写真のように、湖岸を覆う黒い砂や小石は火山岩を砕いたものだ。湖底は真っ黒だが、水は澄んでいて美しい。 ボルセーナ湖で獲れるのはコルゴーネ(サケ科のマスのような淡水魚)と呼ばれるマスのような魚とウナギが主な獲物だ。 今日は良く道端で知り合いに紹介された漁師に出会ったので、今度コルゴーネを釣ったら分けてほしいと頼んだ。コルゴーネのグリルは湖畔のレストランの定番メニューだ。近くのカポディモンテ村では、毎年秋に大きなコルゴーネ祭りが開かれる。

ローマの北80km、ラツィオ州に位置するボルセーナ湖は、イタリアで4番目に大きく、ヨーロッパ最大のクレーター湖である。夏にはローマをはじめヨーロッパ各国からバカンスを楽しむ観光客で賑わう。しかし、秋から冬にかけては、湖畔の風景は静かで穏やかな状態に戻る。長い歴史を持つ湖畔の美しい町、チヴィタ・バーニョ・レッジョを訪れた帰りに立ち寄る人も多い。オルヴィエートからボルセーナ湖までは美しい田舎道を走ること約23キロ、わずか20分ほどで到着する。

天気が良かったので、ボルセーナ湖に寄り道し、用事を済ませた後、湖畔で昼食をとった。 注文したのはコルゴーネのグリル。今朝、湖で漁師が獲ってきたばかりのコルゴーネをオリーブオイルで軽く焼いたものだ。

イタリア人はウナギに月桂樹の葉を挟んで香ばしく焼くのが好きだ。カマスやスズキも釣れるらしいが、レストランや朝市の魚のトラックで見かけたことがないので、漁は規制されているのだろう。夏のボルセーナ湖は、ヨーロッパ諸国からのバカンス客で賑わう。湖畔の小さな町ボルセナについては、また次回。

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真っ白い街を訪ねて